tamuです。
Salesforce開発の際に役立つスクラッチ組織(scratch org)を作ります。
スクラッチ組織は最大30日間有効な使い捨てできる環境です。
スクラッチ組織の作成までの流れ
- Dev Hub組織を認証する
- プロジェクトを作成する
- スクラッチ組織を作成する
※ 1. と 2. の順番はどちらが先でも大丈夫です。
Dev Hub組織の認証
Dev Hub組織を認証することで、スクラッチ組織の作成などが行えるようになります。
Webブラウザが立ち上がるので、ユーザID・パスワードを入力してログインします。
プロジェクトの作成
mywork
というプロジェクトを作成します。
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| $ sfdx force:project:create --projectname mywork
target dir = /Users/tamurashingo/project/salesforce
create mywork/config/project-scratch-def.json
create mywork/README.md
create mywork/sfdx-project.json
create mywork/.vscode/extensions.json
create mywork/.vscode/launch.json
create mywork/.vscode/settings.json
create mywork/force-app/main/default/lwc/.eslintrc.json
create mywork/force-app/main/default/aura/.eslintrc.json
create mywork/scripts/soql/account.soql
create mywork/scripts/apex/hello.apex
create mywork/.eslintignore
create mywork/.forceignore
create mywork/.gitignore
create mywork/.prettierignore
create mywork/.prettierrc
create mywork/package.json
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スクラッチ組織の作成には、ここで生成した project-scratch-def.json
が必要になります。
そのためチーム開発等ですでに別の人が project-scratch-def.json
を作成していれば、プロジェクトの作成は不要です。
スクラッチ組織の作成
Dev Hub組織の認証、プロジェクトの作成(project-scratch-def.json
の作成)が終われば、スクラッチ組織を作成することができます。
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| $ sfdx force:org:create -f config/project-scratch-def.json -a mywork --durationdays 30
Successfully created scratch org: 00D0XXXXXXXXXXXXX, username: xxxxxxxxxxxxxx@example.com
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まとめ
sfdx auth:web:login
で Dev Hub組織を認証するsfdx force:project:create
でプロジェクトを作成するsfdx force:org:create
でスクラッチ組織を作成する