Salesforce CLI(sfdx)で開発を始める準備をする

開発に必要な Salesforce CLI (通称 sfdx ) をインストールしていきます。 Visual Studio Code ( VSCode ) の拡張についても。

tamuです。

Salesforce CLIを入れて開発する準備をしていきます。

インストール

https://developer.salesforce.com/ja/tools/sfdxcli

上記URLから各環境に応じたインストーラーでインストールします。

Windows

Windowsを選択し、「Download for Windows x64」または「Download for Windows x86」をクリックします。

Windows版のダウンロード

ダウンロードした sfdx-x64.exe または sfdx-x86.exe を実行します。 インストーラが起動するので画面の指示に従ってインストールします。

sfdxのインストール画面

macOS

macOSを選択し、「Download for MacOS」をクリックします。

macOS版のダウンロード

ダウンロードした sfdx.pkg を実行します。 インストーラが起動するので画面の指示に従ってインストールをします。

sfdxのインストール画面

Linux

Linuxを選択し、「Download for Linux x64」をクリックします。

Linux版のダウンロード

ダウンロードした sfdx-linux-x64.tar.xz を任意の場所で展開し、パスを通します。

1
2
3
4
5
$ cd ~
$ mkdir tools
$ cd tools
$ tar xvf ~/sfdx-linux-x64.tar.xz
$ echo 'export PATH=$PATH:~/tools/sfdx/bin' >> ~/.bashrc

xz コマンドがないというエラーがでた場合は、xz-utils をインストールしてください。

1
$ sudo apt-get install xz-utils

npmを使ったインストール

Node.js のLTS版をインストール済みの場合、npm を使ってインストールすることができます。

1
$ npm install -g sfdx-cli

Dev Hub の有効化

Salesforceの設定から Dev Hub を有効化します。 こうすることで使い捨てできるスクラッチ環境を作ることができます。

Visual Studio Code

Visual Studio Code(VSCodeとも呼ばれます)は開発には必須ではありませんが、開発がしやすいためインストールすることをおすすめします。

Visual Studio Code のインストール

以下のURLにアクセスし、Visual Studio Codeのインストーラをダウンロードします。

Visual Studio Codeのダウンロード画面

初期表示は現在使っているOSのインストーラが表示されていますが、右側の下矢印を押すと他のOSのインストーラなどが表示されるので、必要に応じたものをダウンロードします。

他OSのダウンロード

「Other downloads」を押すことで更に細かく指定してダウンロードすることができます。

更に細かい指定

macOS版

zipファイルをダウンロードし、展開します。 ダウンロードフォルダのままだと使い勝手が悪いため、任意の場所(例えばアプリケーションなど)に配置しましょう。

macOS版のVisual Studio Code

Windows版

インストーラをダウンロードし、起動します。 User Installer、System Installerのどちらを指定しても使えます。 会社のPCなどを使っており、管理者権限でのインストールができない場合はUser Installerを使ってインストールをします。

基本的に次の画面に行けばインストールは完了します。

Windows版のVisual Studio Codeのインストール画面

このあたりはお好みで指定してください。

Windows版のVisual Studio Codeのインストール: 追加設定

Linux(Ubuntu)版

debパッケージをダウンロードし、コマンドラインからインストールを行います。 (ファイル名は変わっているかもしれないのでご注意)

1
$ dpkg -i code_1.59.1-1629375198_amd64.deb

Visual Studio Code 拡張機能のインストール

Salesforce開発に必要な拡張機能をインストールしていきましょう。

まずはVisual Studio Codeを起動し、左下の歯車マークを押し1、メニューからExtensionsを選択します2

拡張機能の検索

左上の検索ボックスに「salesforce extension pack」と入力します。 Salesforceが提供しているSalesforce Extension Packをクリックし3、installを押してインストールを行います4

拡張機能のインストール

Built with Hugo
Theme Stack designed by Jimmy